top of page
中子部断面
構想12年、開発に8年を要し、2008年からはリョービ株式会社様と
共同開発を行い量産化に成功致しました。
高強度の外層と低強度の内層で構成される砂中子(シェル中子)で、
高速・高圧ダイカスト鋳造に耐える強度と、鋳造後の砂出しを
容易に行える易崩壊性を併せ持ち、
弊社設計の特殊な造型機(特許取得済)と独自の生産管理、
ノウハウを駆使し生産されます。
この中子の開発により、高速・高圧ダイカスト鋳造でも中子を
用いることが可能になり、中空部を有するために低圧鋳造、
重力鋳造で生産されているアルミ製品が、
今後はダイカストでも鋳造出来るようになります。
また、二層式シェル中子はシェルモールド法で造型を行うため
寸法精度が高く、 量産性に優れており、鋳型の長期保存も可能です。
二層式シェル中子を使用できる間口を広げるため、2013年には
現状より薄肉で小型の二層式シェル中子も造型可能な造型機を
設計・制作し、技術の更なる熟成を行なっています。
また鋳造全般に二層式シェル中子を普及させるよう、特殊鋼の
分野においても共同開発を行っており、この中子が日本のものづくりの一部を担えるよう日々開発を行って参ります。
二層式シェル中子を使ったDC中空製品
二層式シェル中子
二層式シェル中子の塗型後
二層式シェル中子内面
bottom of page