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New Technology

新  技  術


弊社ではアルミニウムの高速・高圧ダイカストに使用可能な二層式シェル中子を
2008年にリョービ株式会社様と共同開発し、2011年には世界で初めて量産を開始致しました。
一方で、当該二層式シェル中子の生産には弊社設計の
特殊な造型機(特許取得済)を 使用する必要があることがこれまでの課題でした。

この度、その課題解決に向けた旭有機材株式会社様との共同開発により
一般に普及している造型機を使用して製造可能な、
複層砂中子の新工法の開発に成功し、特許を取得しました。

新製法による二層式シェル中子は
従来製法の二層式シェル中子と同様に
外層、内層で特性の異なるRCSを用いることが出来ます。

また、従来製法では造型することが出来なかった複雑な3D形状についても
新製法の二層式シェル中子では造型することが可能になります。
例えば、従来製法では安定した生産が難しかったφ10㎜の二層式シェル中子も
新製法では安定的に生産することが可能になり、良好な鋳造結果を得られています。

弊社は本製法を通して、アルミダイカスト業界の更なる技術発展に貢献したいと願っています。

●新・二層式シェル中子

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